嫌な気分から、いい気分へ思考を軌道修正する＃7

嫌な気分から、いい気分へ思考を軌道修正する

いい気分でいたいと思いながらも、ほとんどの人は、『周りが先に心地よい状態にならないと、自分はいい気分になれない』と思っています。実際、ほとんどの人は、いつでも、目の前で起きている何かを観察することで、何らかの感情を抱きます。

心地よいものを見れば心地よく感じ、嫌なものを見たら嫌な気分になります。ほとんどの人は、気分よくいることに関して、いつも無力を感じています。なぜなら、気分よくいることに関して、いつも無力感を感じています。なぜなら、気分よくいるためには、自分の周りの状況が変わらなければいけないと信じている上に、自分には変える力がない、と信じているような状況もたくさんあるからです。

ですが、すべての事柄において「望むこと」と『望むことがない』という、二つの側面があることがわかれば、何に注意を向けているとしても、そのポジティブな側面をもっと見ることができるようになるでしょう。「軌道修正プロセス」とは、本当にただそれだけのことです。意図的にポジティブな視点ーより気分がいい視点ーを探して、注意を向けていることが何であれ、よりよい向き合い方をすることです。

望まない状況に置かれて、嫌な気分の時、このように意図的に言ってみてください。『望まないことはわかった・・・。では、望むことは何だろう？」。

あなたのフォーカスした側面の影響を受け、あなたの波動を少し変化して、そうすることで引き寄せポイントも変わってくるのです。こうして、自分の人生について違う物語を語りはじめるのです。「お金がいつも足りない』と言う代わりに、『もっとお金が入るのが楽しみだ』と言うのです。全然違う物語なので、波動も違うし感情も全然違うので、やがて、全然違う結果をもたらしてくれます。

常に進化する視点で、『私が望むことはなんだろう？』

と自分に問い続けられたら、とても楽しい人生になっていることに気づくでしょう。

『望むことはなんだろう？』と自分に問い続けることで、引き寄せポイントがその方向に変わっていくからです。少しずつ変わる過程ではありますが、日常的にこのプロセスを活用し続けると、数日で素晴らしい結果が現れるでしょう。

新訳　お金と引き寄せの法則〜豊かさ、健康と幸せを引き寄せる〜　より抜粋