#16「ポジティブな側面」寝る前のプロセス編

行動中心の生き方だと、

努力しないと願望を実現できないと信じてしまいますが、

思考の向きを意図的に調整することを覚えていれば、思考のとてつもない力とそのレバレッジ(てこの原理）の効力がわかるでしょう。望むことについて考えたと思ったら、今度は望まないことについて考えてみたりと、自分の思考の力を弱めたりするのでは、なく、もっと一貫して望むことだけに思考を向けられるようになってくると、実体験を持って私たちの言っていることが理解できると思います。

みなさんは、行動中心のせいで頑張りすぎたり、働きすぎたりしてしまいがちです。その結果、望むことではなく、何がうまく行っていないかに、（解決する必要がある問題に）注意が向いてしまう人が多いのです。

寝るときに「「ポジティブな側面を探すプロテス」を活用する方法として、ベッドに入ったら、日中で一番よかったことを思い出してください。きっといろいろなことが起きたでしょうから、しばらく考えなくてはならないかもしれません。嫌な出来事思い浮かぶかもしれませんが、気分のよいものを探すという意図からブレないようにしてください。そして、よかったことが見つけられたら、じっくり思いを巡らせてください。

このように言って、ポジティブな方向へ活性化させましょう。「よかったと思うことは・・・」小さくても、どんなことでもいいのでポジティブな糸口を見つけて、１日で一番よかったことについて考えてください。このポジティブな思考の効果を感じられたら、今のいちばんの目的にフォーカスしてください。

「ぐっすり寝て、起きたときにリフレッシュした状態で目覚めよう」

さらに、自分にこう言い聞かせてください。

「さあ、寝ようっと、寝ている間は全ての思考が休まるから、引き寄せもストップする。

だから、身体もすみずみまで完全にリフレッシュしよう」

あなたのごく身近なものに注意を向けてください。例えば、心地の良いベッドとか、柔らかい枕など、その瞬間にウェルビーイング、幸せなことを考えるのです。

そして、静かに意図を確認してください。

「よく寝て、そしてリフレッシュして、よい気分のポジティブを引き寄せポイント（作用点）で目覚めよう」。そして眠りについてください。

新訳　お金と引き寄せの法則　〜豊かさ、健康と幸せを引き寄せる〜　より抜粋