＃17「ポジティブな側面」朝のプロセス編

翌朝、ポジティブな気分のよい状態で起きたら、最初の思考はこんな感じになるのでしょう。「さあ、起きたぞ、物質世界にまた戻ってきたんだ」。そして、ベッドの中で横たわったまま、こんなふうに思考を巡らせてみてください。

「今日はどこへ行っても、何をしていても、誰と一緒にいても、いい気分になることを探すのを一番の目的にしよう。気分がいいときはパワーのある高い波動になる。

気分がいいときは良いものと調和している。気分がいいときはうれしいものが手に入る引き寄せモードになる。気分がいいときは、いい気分！」（たとえ、よい感情が得られるだけだったとしても、いい気分でいるというのはいいことですよね。でも、それ以上にずっと素晴らしいものが引き寄せられるのです。）

寝る前に2〜3分（で十分なので）ベッドに横たわって、周りのポジティブな側面を探します。そして、１日が始まるな中でも、よい側面を探して、注意が向いたものがなんであっても、もっといい気分になる理由をみつけるのです。

ポジティブな側面を探して、いい気分でいようと決めて、いい気分で１日を始めたとしても、もうすでに何かが起きていてネガティブな流れがあったり、ネガティブな感情になる分野があると思います。そんなネガティブな感情の最初の段階で、立ち止まってこう言ってください。　

「私は、いい気分を感じたい。ネガティブな感情を感じているということは、望まないことにフォーカスしているってこと、わたしが本当に望むことは、何だろう？」

そして、望むことに注意を直ぐに向け直して、ポジティブなエネルギーが身体に再び流れるのを感じるまで、その新しい思考やポジティブな思考にフォーカスし続けてください。

１日を過ごす中で、「もっと笑えて、もっと楽しくなること」を探してください。

いい気分でいたいと思っていると、物事をそんなに深刻にとらえないし、そんなに深刻にとらえていないときは、望みが叶っていないことも気になりにくいので、気分がよくなります。そして、気分がいいと、もっと望んでいることを引き寄せます。

人生はそうやってどんどんよくなっていくのです。

そして、夜ベッドに横たわって、その日にあった素晴らしかったことに思いを巡らせながら眠りにつくと、翌朝起きたときに、もっといい気分で目覚めることができるでしょう。

新訳　お金と引き寄せの法則〜豊かさ、健康を幸せを引き寄せる〜　　より抜粋